最近頻繁に耳にするようになったハイドロキノンという成分。
肌を漂白する効果に優れていて、シミそばかすの治療や黒ずみケアなどにも用いられるようになってきています。
このハイドロキノンは美白効果が非常に高いことから、多くの場面で使用されるようになりました。
効果が高い分、副作用なども気になるところです。
また、乳首の黒ずみに対して使用する場合、黒ずみ解消の効果はあるのでしょうか。
副作用やリスクなどと照らし合わせて、乳首の黒ずみに対するハイドロキノンの効果を見ていきましょう。
目次
ハイドロキノンとはどのような成分なのか
まずは、ハイドロキノンがいったいどのような成分なのか、特徴や一般的な使われ方などを見てみましょう。
「肌の漂白剤」
ハイドロキノンは前述の通り、非常に美白効果が高く「肌の漂白剤」と呼ばれるほどの成分です。
アメリカをはじめとする諸外国においてはすでに使用が認められている国も多く、美容のために頻繁に用いられている成分となります。
日本では制限がある
ハイドロキノンは日本国内においては使用濃度が厳密に定められていて、一般的に使用される場合においては濃度が2%までと決められています。
さらに濃い濃度のハイドロキノンを使用する場合には、医師の指導のもと処方箋が必要となります。
メラニン色素に直接的に働きかける
ハイドロキノンの主な効果として最も優れている点は、メラニンに直接的にアプローチして、メラニンを漂白するという点です。
メラニン色素については、「メラニン色素と黒ずみの関係は?美白して黒ずみを解消するには?」でもくわしく説明しています。
このメラニン分解に非常に優れているため、シミそばかすなどの肌の色素沈着のケアに大きな効果を発揮します。
同時に色素沈着が原因でおこる黒ずみ解消にも効果があります。
ハイドロキノンの乳首の黒ずみへの効果は?
では次にハイドロキノンが乳首の黒ずみに対しては効果があるのかどうかを見ていくことにしましょう。
一般的にうたわれているメラニンへの効果で、乳首の黒ずみはきれいになるのでしょうか。
メラニンを還元する作用で効果はある
乳首の黒ずみの原因、それはメラニンによるものになります。
したがって、メラニンを還元して美白する作用のあるハイドロキノンは、乳首の黒ずみに対しては効果があるといえます。
肌のメラノサイトを減少させるだけでなく、今あるメラニン色素を除去する効果で乳首をキレイにすることができます。
ハイドロキノンの副作用
では、乳首の黒ずみに対して効果を示すことができるハイドロキノン、副作用の点についても見ていくことにしましょう。
ハイドロキノンは強力な美白効果を持つ反面、副作用についてもかなり気をつけなければならない成分です。
刺激が強い
美白効果が高いハイドロキノンという成分は、その効果の高さの反面非常に肌刺激が強い成分となります。
乳首のようなデリケートな部分の肌に使用した場合、刺激が強すぎて肌荒れというトラブルを引き起こす可能性が非常に高くなります。
強い刺激で肌が荒れると乾燥を引き起こし、乳首の部分のさわり心地や肌の状態が悪化するだけでなく、さらに黒ずみの原因を作りだしてしまうこともあります。
また肌荒れが悪化してしまい、かゆみや膿を伴う肌トラブルになる可能性もあります。
白斑を引き起こす
ハイドロキノンは確かにメラニンを除去し黒ずみを解消することができますが、メラニンを排除しすぎた部分、効果が強く出てしまった部分が白く斑点のような状態になってしまうことがあります。
一部だけが色素を失ってしまい、色素が無くなった部分が白くなってしまうため、乳首や乳輪がまだら模様のような状態になる可能性があります。
紫外線ダメージを受けやすくなる
ハイドロキノンでメラニンを減少させた部分は紫外線から肌を守るメラニンが失われているため、非常に紫外線に弱くなります。
メラニンはもともと肌を紫外線などの外部刺激から守るという働きがありますが、その働きを失った部分は外部刺激に気をつけなければならない場所になります。
直接的に紫外線のダメージを肌に残してしまうような状態になっているため、乳首を美白するためにハイドロキノンを使ったのに、ほんの少し紫外線を浴びただけで以前より黒ずんでしまったということも良くある事例です。
乳首の黒ずみには黒ずみクリームがおススメ
上記のように、乳首のようなデリケートな部分にハイドロキノンという成分を使用するのは非常に副作用やリスクが多く、あまり良い方法とは言えません。
皮膚科に行って処方してもらえば、少しは安心して使うことはできるかもしれませんが、やはり皮膚科を受診する手間や時間を作りだすのはとても大変です。
そこで、乳首の黒ずみに対処するためには、やはり黒ずみ専用の黒ずみクリームを利用してケアするという方法をおススメします。
リスクゼロ、副作用なし
黒ずみクリームはハイドロキノンのような即効性はありませんが、逆にハイドロキノンのような高いリスクや副作用もありません。
自分の乳首をケアするための成分としてリスクや副作用の高いものを使用するよりは、安心安全なものを使う方がずっと大切です。
安価で手軽、肌にいい
非常に注意して使用しなければならないハイドロキノンに対して、黒ずみクリームならいつでも手軽にセルフケアをすることができます。
自分の乳首の状態をしっかりと確認しながら量や使用法などを気にすることなく乳首ケアができます。
さらに安価で黒ずみケアができるうえに、肌の状態も健康にすることができます。
ハイドロキノンでは肌荒れのリスクと隣り合わせになりながらですが、黒ずみクリームならケアすればするほどキレイな乳首の肌の環境が実現します。
まとめ
このように、乳首の黒ずみケアをするのであれば、ハイドロキノンよりも黒ずみクリームの方が多くのメリットがある上に、安心して使う事ができます。
乳首の黒ずみが気になったら、まずは黒ずみクリームでケアを始めてみましょう。
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