乳首のかゆみは日常生活に支障をきたすようなストレスにつながります。
また、乳首がかゆくてかいてしまうことによって肌に炎症を起こしたり、肌刺激になったりして、乳首の黒ずみにつながることになります。
乳首のかゆみはすみやかにケアをはじめ、効率よく解決していくことがキレイな乳首を手に入れる重要なポイントとなります。
乳首がかゆい原因は何なのか、また乳首がかゆくなった際にはいったいどのように対処したらよいのかをご紹介します。
乳首のかゆみにより良くない印象や悪循環が生じる
乳首のかゆみが生じると場所が場所だけに、人前でボリボリ掻いたり触ったりする事ができないですよね。
知らず知らずのうちに乳首を掻いてしまえば、次のような意に反する事が起こってしまいます。
- 周りから下品な振る舞いをする女性だと思われるかもしれない
- 乳首はセックスアピールする部位なので、「男性を誘惑しているのか?」など淫乱な女性をイメージさせてしまう
- 不潔にしていているから、かゆみが出ているのかと思われる
- かゆみを掻く事で、乳首が黒ずむ→遊んでいると思われてしまう
- 他の部位の痒みと違って、皮膚科に相談しにくい→かゆみや黒ずみがエスカレートしやすい
乳首がかゆくなる原因
乳首がかゆくなる原因としては大きく分けて4つの原因があります。
乳首がかゆくなる原因をしっかりと理解して対処法を検討していくようにしましょう。
衣類などの摩擦による乾燥
乳首は衣類のダメージを日常的に直接受ける場所となります。
女性の場合はつねにブラジャーからの刺激もありますし、その他にも衣類による刺激も多いといえる場所となっています。
特に合成化学繊維系の肌刺激になりやすい素材の下着から肌にアレルギーを引き起こす人は少なくないのです。
乳首が擦れることで炎症を引き起こし、その炎症が原因で乾燥してかゆくなるのです。
ホルモンバランスの乱れによるもの
乳首がかゆい原因は、女性ホルモンに影響されているという場合も多くあります。
女性ホルモンであるエストロゲンとプロゲステロンは、常に分泌量が変化しています。
また、ほんの少しのストレスや体調不良によってそのバランスが簡単に崩れてしまいます。
特に排卵期や月経時にはホルモンバランスが乱れがちになり、乳首のかゆみを引き起こすことが多くなります。
また、妊娠中や更年期世代もホルモンのバランスを崩しやすいため、痒みが生じやすい時期と言えるでしょう。
授乳、性行為などで乳首に刺激を受けることによるもの
また、乳首がかゆくなる原因として、赤ちゃんに母乳を与える際のダメージ、性行為による刺激などによってもかゆくなる事があります。
本来乳首は非常にデリケートな部分となります。
そんなデリケートな部分である乳首に刺激やダメージが加わることによって炎症を引き起こし、乾燥してしまうことによってかゆくなります。
稀に病気のケースも
単なる痒みだからと放っておくと、なんらかの病気が隠れている事もあります。
母乳を通る管が炎症を起こしてしまう乳腺炎の前触れだったり、稀に乳がんなどの深刻な病気の前触れであったりする事があります。
乳首のかゆみがなかなか改善しない場合や、他に乳首から体液が出たりシコリが触れたりする場合、早めに専門医の診察を受ける必要があるでしょう。
乳首のかゆみを解決する方法
上記のような乳首のかゆみは、適切な方法で対処することによって解決することができます。
乳首のかゆみの原因は1つだけに限らず、重複している事も充分に考えられますので、根気よく原因究明と、対策を施しましょう。
乳首が擦れにくいブラジャーをつける
カップに余裕をもたせ、乳首にあたる部分が優しい素材の擦れにくいブラジャーを選びましょう。
下着メーカーの販売員さんに、そうした乳首の擦れないタイプのものをアドバイスしてもらうのも安心ですね。
乳首をニップレスや絆創膏で保護する
乳首が痒い時だけ、ニップレスや絆創膏などをつけて、外部刺激から保護しましょう。
ですが、絆創膏などの粘着部に 肌がまけてしまう方もいるため、頻繁に用いるのは控えた方が良いでしょう。
かゆみを止める薬をつける
薬局に行くと、デリケート部位につけるかゆみ止めが販売されています。
スースーするメントール系ものよりも、保湿を重視してかゆみを抑えるタイプの外用薬の方が良いでしょう。
薬剤師さんからは、症状に合わせた外用薬を提供してもらう事ができます。
また、こうした薬品は、妊娠中や授乳中には控えなければならないため、使える人は限定的とも言えるでしょう。
乳首を乾燥させないような保湿剤をつける
「乳首などのデリケート部位に薬品をつけるのはちょっと…」と躊躇う女性もいるでしょう。
そのような時はワセリンなどの保湿剤を使って乳首を労わりましょう。
もともと、肌全体が乾燥するという方は、皮脂が少なく、刺激を受けやすい乳首は尚更、乾燥しやすくバリア効果が乱れやすいものです。
ワセリンは、乳幼児からでも処方され、万能な保湿効果をもたらすため、安心して使用継続できます。
赤ちゃんに歯固めを与えたり、授乳後の乳首ケアをする
赤ちゃんが乳首を噛んでくる理由の1つには、歯が生え始めて痒いという事があげられます。
ですから、母乳を頻繁にあげているお母さんは、乳首を歯固めのように扱われてしまいます。
こうした場合、赤ちゃんに歯固めを与えておけば、お母さんの乳首だけを集中攻撃して噛むような事は少なくなるでしょう。
また、よく母乳育児をしているお母さんがする“おっぱいケア”として、授乳後に乳首周りにワセリンや馬油などをつけてサランラップで保護するケアがあります。
授乳中はこうした乳首ケアで、かゆみや痛みを緩和している女性も多いのです。
性交渉時にパートナーに気をつけてもらう
乳首のかゆみが性交後に生じるようならば、パートナーに乳首に刺激になるような事は控えるように伝えましょう。
また、お互いシャワーを浴びるなどして清潔な状態で性交渉する事がベストです。
さらには、寝具類も清潔なものを使用していないと、ダニやブドウ球菌などが発生していて、乳首のかゆみがエスカレートする場合もあります。
清潔な体と環境をしっかり作ってからお互いの愛を深めましょう。
イソフラボン含有量の多い食べ物を摂取する
乳首のかゆみをはじめ、その他の乳首トラブルの多くは、女性ホルモンの変化があげられます。
ですから、女性ホルモンを安定させるようなイソフラボンが含まれている大豆系の食べ物を積極的に摂取する事が望ましいでしょう。
イソフラボンについては、「脇の黒ずみはイソフラボンで解消できる?その効果と特徴は?」でもくわしく説明しています。
黒ずみクリームを使用する
乳首がかゆい時に使うツールとしては、乳首の黒ずみをケアする黒ずみクリームを用いると良いでしょう。
なぜ黒ずみクリームが、乳首のかゆみにも効果的かを次の項目で詳しく解説致します。
どうして乳首の黒ずみに黒ずみクリーム?
黒ずみクリームがどうして乳首のかゆみを解決できるのか、その理由は保湿力です。
保湿力に優れた黒ずみクリームは、乳首の皮膚のバリア機能を高め、さらにターンオーバーを促すことによってすみやかにかゆみの原因である乳首の肌の炎症を改善することができます。
また、徹底して保湿をすることで、より炎症に強い健康な肌の状態を作りだすことができるため、かゆみをはじめとする乳首トラブルを予防することができます。
かゆみが原因となる黒ずみも予防できる
乳首がかゆいということは、炎症を起こしている状態になっています。
乳首の肌が炎症を起こすことによって、メラニンを多く生成し色素沈着による黒ずみとなってしまいます。
乳首がかゆい場合には、その後の黒ずみも予防するために、しっかりと黒ずみクリームでケアしておくことが大切になります。
まとめ
乳首がかゆい時、その先には乳首が黒ずんでしまうというトラブルが待ち受けています。
乳首にかゆみを感じたら、すぐに黒ずみクリームを利用してしっかりとケアをするようにしましょう。
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