エラグ酸というのはあまり聞き慣れない名前の成分ですが、実は身近な果物や植物に含まれている成分で、非常に優れた美白効果があるとして注目の成分となっています。
そんなエラグ酸が美白できるのがメラニンです。
黒ずみの原因となるメラニンに働きかけることができるため、効率よく黒ずみをきれいにしていくことができる成分でもあります。
※メラニンについては、「メラニン色素と黒ずみの関係は?美白して黒ずみを解消するには?」でもくわしく説明しています。
黒ずみクリームを選ぶなら、エラグ酸を配合しているかチェックして、その配合率などにも注目してみると良いでしょう。
目次
エラグ酸について
まずはエラグ酸について、どのような成分なのか、どのようなものに含まれているのかなど、より詳しく見ていくことにしましょう。
エラグ酸は天然ポリフェノール
エラグ酸は、抗酸化作用や老化防止の効果があるとしてさまざまな分野で取り上げられているポリフェノールの一種です。
美白化粧品に含まれているほか、アンチエイジング商品、サプリなどにも利用されることが多くなっています。
エラグ酸が豊富に含まれている食品
エラグ酸が多く含まれているのは、イチゴやブルーベリー、ザクロ、赤ラズベリー、クランベリーやナッツ類です。
身近に食べる食品の中にも含まれていることが多く、自分でも気が付かないうちにエラグ酸を摂取しているといえます。
エラグ酸の効果効能
美白効果
エラグ酸には、メラニンの生成を促すシロチナーゼの働きを抑制する効果があります。
シロチナーゼが機能しなくなることで、メラニン生成を阻害、メラニンを作らせないという驚きの美白効果があります。
エラグ酸の美白効果はハイドロキノンに匹敵するというほど高く、黒ずみケアにおいて抜群の効果を持っています。
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癌の発生を予防する
エラグ酸は天然由来のポリフェノールであるため、癌の発生を予防する効果も期待できます。
抗酸化効果・老化予防
エラグ酸は強力な抗酸化作用によって、活性酸素を除去、老化防止という効果もあります。
エラグ酸の副作用について
効果が高いという成分で気になるのが、その高い効果の反対側に隠された副作用のリスクです。
黒ずみを解決できても、副作用によって別の肌トラブルを引き起こしてしまっては元も子もありません。
ここではエラグ酸の副作用について、過剰摂取したリ、高濃度配合のエラグ酸によって引き起こされる肌トラブルの有無などについてご紹介していきます。
心配するような副作用は無い
エラグ酸は天然成分であるため、基本的には深刻な副作用などは無いと考えてよいでしょう。
天然由来の成分のため、敏感肌の人でも安心して利用することができる成分だといえます。
エラグ酸を過剰摂取したリ、高濃度配合してある場合
エラグ酸は前述の通り天然の成分です。
口からサプリなどで摂取する際に過剰摂取してしまっても副作用などを心配する必要が無いでしょう。
さらに黒ずみクリームなどの美白成分として高濃度で配合してあっても、自然の成分のため肌に刺激になったり負担になるということは少なく、安心して高い美白効果を感じることができます。
しかしマメ科の植物から抽出することが多いため、こういったものに対してアレルギーを持っているという場合には注意が必要です。
まとめ
エラグ酸はメラニンによる色素沈着が原因となる黒ずみに対して、非常に高い美白効果を発揮してくれる成分です。
黒ずみが気になる時には、エラグ酸を配合しているかどうかをチェックしてみると良いでしょう。
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