膝が黒ずんでいると、人に見られるのが恥ずかしかったり、コンプレックスになっておしゃれや外出を楽しめなくなってしまいます。
膝の黒ずみを解消するための方法で、自分で手軽にできる対処法として「塩」を使った民間療法が取りざたされていますが、塩で膝の黒ずみは解消できるのでしょうか。
塩を利用した膝の黒ずみ解消法とその効果、さらにもっと手軽に効果的に膝の黒ずみをきれいにする方法をまとめました。
目次
塩が膝の黒ずみに効果的な理由とは
塩が膝の黒ずみに効果的な理由がいくつかあります。
以下のような特質を持ち合わせているため、総合的に膝の黒ずみに働きかけていると考えられています。
塩に含まれるミネラルが角質を溶かす
天然塩には、良質なミネラルが豊富に含まれています。実際には、膝の角質は殆どがタンパク質で構成されています。
ミネラルには、このタンパク質を溶解する作用があるのです。
肌を引き締める
塩には肌を引き締める効果もあり、塩浴や、塩マッサージなどで開きやすくなった毛穴を効率よく引き締めてくれるでしょう。
ターンオーバーを正常化する
塩にはターンオーバーを整える効果があります。
ターンオーバーが乱れると、メラニンを含む古い角質が蓄積されて、膝の黒ずみがどんどんエスカレートするでしょう。
メラニンについては、「メラニン色素を美白して黒ずみをきれいにするための方法」でもくわしく説明しています。
浸透脱水作用で肌を柔らかくする
塩には、余分な水分を抜いて肌を柔らかくする効果があります。
野菜を塩でもみ洗いすると、余分な水分が抜けてしんなりします。まさに、膝も同じで、塩を膝に使うことで、肌を柔軟にするでしょう。
塩の黒ずみ解消方法6つ
膝の黒ずみをきれいにする民間療法はいろいろありますが、その中でも安価で気軽にでき、どこででも入手できるもので行う方法が塩を利用した黒ずみ対処法ではないでしょうか。
実際に、ボディケアとして販売されているスクラブ化粧品は高額だったり、肌に刺激を与える成分が配合されていたりと、使用するのに不安な一面もあるでしょう。
塩をスクラブとして、そのままを使う方法
入浴時に塩をそのまま膝の黒ずみ部分に使用する方法です。
膝の黒ずみ部分に塩をつけ、軽く優しくマッサージするように撫でます。
塩の粒がスクラブ代わりになり、古い角質が堆積してしまっている黒ずみ部分の老廃物を効率よくはがしてくれます。
かなりスクラブ効果が強いため、毎日行うと逆に肌を傷め黒ずみの原因を作りだしてしまいます。
ほんの少量、そして週に一度程度にとどめておくようにしましょう。
また、肌が弱い人が塩を直につけてしまうと、益々炎症を引き起こし、黒ずみをエスカレートさせてしまうので、直塗りは避けて、他のものに混ぜて使うことが大切です。
ちなみに、塩の粒子が肌に対して刺激を与えすぎるという方は、塩の代わりに砂糖を使うケースもあります
塩をボディソープなどに混ぜて使用する方法
塩をボディソープなどに混ぜて膝の黒ずみ部分を洗うという方法もあります。
この時に使用する塩は、粒がなるべく細かいものを選ぶようにします。
ボディソープの洗浄力も加わっていますから、あまりこすり過ぎると肌を傷めてしまいます。
この方法もある程度の期間を置いて実践するようにしましょう。
泡に塩を混ぜて使用する方法
ボディソープに少量の水を加えてきめ細かい泡を作ります。
なるべくキメの細かい泡の中に塩を混ぜる方が、肌に当たる刺激が少ないと言えるでしょう。
理想の泡ができないケースでは、100円ショップなどで販売されている泡だてネットなどを使用すると簡単に泡立てができます。
浴槽に塩を入れる塩浴方法
浴槽に天然塩を適量入れて、毛穴から老廃物を排出させるようにデトックス的に使用して塩浴をする人もいます。
シャワーや浴槽で体を温めてから塩浴に入り、汗をかく流れを作りましょう。
好みの精油を入れて精神的にリラックスさせる方法も良いですね。
塩とオイルを組み合わせる方法
膝の黒ずみの殆どが、塩のミネラルで溶解できるタンパク質成分ですが、残りの黒ずみ成分は脂質です。
この脂質を溶解するには、ココナッツオイルやオリーブオイルなどの天然オイルも加える事で、黒ずみ全体に働きかけてくれます。洗い流す時は、ベタつきのないようにしっかり洗い流しましょう。
スペシャル的に使用する方法
人によっては、膝の黒ずみに塩をスペシャル的に使用している事もあります。
例えば、プレーンヨーグルトやはちみつを塩に加える事で膝の傷跡やシワなどにも働きかけるように作り置きしながらケアしています。
あくまで天然素材なので、長い期間の作り置きはカビの発生や酸化により品質を低下させてしまいます。保存には注意しましょう。
膝の黒ずみ改善には、塩のセレクトも重要!
膝の黒ずみを改善させるには、塩のセレクトも大切です。
特に、きめ細かい粒子の天然塩を使用するのが良いでしょう。
天然塩はスーパーなどで、気軽に購入できます。
自分で確認するのであれば、塩の表示に“天日”“平釜”などと記載されていれば、天然塩と思って良いでしょう。
また、見るからにキメが粗い塩を使用してしまえば、肌に負担がかかり黒ずみをよりひどくするなど、逆効果となってしまいます。
注目される塩の美容効果とは!?
塩の美容効果は、黒ずみ除去だけにとどまりません。
以下のような効果も期待できるので、黒ずみのために塩を使用しながらも、肌全体に良い効果をもたらしてくれるでしょう。
デトックス効果
皮膚組織の余分な水分や老廃物を排出させる効果があり、黒ずみの元である古いメラニンを含む角質を排出させます。
血流促進、保湿
血流を促進して、蓄積されたメラニンを排出しやすくしてくれる効果があります。
このように塩には、あらゆる美容効果が期待できるものの、やはり、美白効果は兼ね備えていないため、膝の黒ずみ対策には、最適とは言えない部分があります。
もちろん、その他の保湿や、デトックス目的ならば、塩の効果はかなり期待して良いでしょう。
塩を使用した化粧品やボディケアも満載
こうした塩の美容効果が全面に明らかになる事で、スキンケア、頭皮ケアなど、塩の効果が得られる化粧品やボディアが販売されるようになっています。
膝の黒ずみはもちろんの事、くるぶし、いちご鼻や首あらゆる体の黒ずみに効果的です。
各メーカーでは沖縄県宮古島から採取される、ミネラル豊富な塩を取り入れたり、人の皮脂に近い馬油を混合させたりと、あらゆる手法で塩の美容効果が最大限に見出せる商品を開発しています。
ですが、実際は、膝の黒ずみをはじめとした、メラニンによる黒ずみには、美白効果の高い黒ずみケアクリームの方に軍配があがるでしょう。
塩を利用した後は保湿することが非常に重要
塩で膝の黒ずみ部分をケアした後で最も重要な事は、肌を保湿するということです。塩のスクラブ効果で角質が一皮むけていますから、保湿をしなければ外部刺激を直接受けてしまいますし、乾燥による黒ずみにも発展してしまいます。
塩で黒ずみケアした後は、非常に入念に保湿をしなければならないという、面倒なひと手間を必要としていることを忘れないでください。
黒ずみ解消には、より効果的な黒ずみクリームを!
塩の角質除去効果を利用した膝の黒ずみ対策は、確かに効果はありますが、その後保湿をしっかりとしなければならないというデメリットがあります。
この角質除去と保湿を同時に行うことができるのが黒ずみクリームです。
黒ずみクリームなら、肌の新陳代謝であるターンオーバーを活性化し、肌が自ら古い細胞を排除し新しい細胞を作りだすことができるようになり、さらに高い保湿力のある成分で肌を芯からしっとりと潤すことができます。
この両方の工程を一度に済ませることができるという大きなメリットを持っているのが黒ずみクリームなのです。
塩には無い美白効果もある黒ずみクリーム
さらに、黒ずみクリームには、塩ではできないメラニンに対する美白効果もしっかりとあるというメリットもあります。
この黒ずみケアクリームにおける美白効果という効果が塩を黒ずみ対策に使用するよりもはるかに優れたメリットです。
塩には美白効果はありませんから、メラニンによる膝の黒ずみはキレイにすることができません。
黒ずみクリームを使ったケアなら、メラニンによる黒ずみも同時にケアできるのです。
まとめ
“塩”のあらゆる美容効果が期待される中で、膝の黒ずみを改善すべく塩の民間療法が注目されています。
確かに塩が黒ずみを緩和させる効果は理解できますが、それよりも、効率よく膝の黒ずみを緩和させてくれる方法があるのです。
膝の黒ずみをきれいにすることを考えたとき、塩よりはるかに効果絶大なのが黒ずみクリームを使ったケアです。
膝の黒ずみで悩んでいたら、黒ずみをケアするために開発された黒ずみクリームを使うのがベストでしょう。
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