オロナインといえば、どこの家庭にも常備しているといえるほど昔から多くの家庭でなじみ深い軟膏ではないでしょうか。
家庭用万能薬として塗り薬としてはどの家庭でもありそうなオロナイン。
そんなオロナインに陰部の黒ずみに対しても効果があるかのような噂がありますが、実際のところオロナインの黒ずみへの効果は定かではありません。
そこで、陰部の黒ずみをオロナインで解消していくことができるのかどうか、オロナインの効果効能、配合成分を見ながら検証してみました。
目次
オロナインの効果効能は?
まずはオロナインの効果効能には、黒ずみケアや黒ずみ解消、予防などがあるかどうかを見ていくことにしましょう。
オロナインにはさまざまな皮膚疾患を治療する効果がありますが、黒ずみに対しても効果を発揮できるのか検証します。
オロナインの効果効能
- 吹き出物
- 尋常性ざ瘡(にきびなど)
- はたけ
- 軽いやけど
- しもやけ
- ひび
- あかぎれ
- 各種外傷
- 水虫
- たむし
- いんきん
- しらくも
このように、オロナインは幅広い肌トラブルや傷などに効果があり、一般家庭で重宝されているというのも良くわかります。
軟膏タイプで使い勝手も良く、コストパフォーマンスにも優れているため、昔からどの家庭にも常備して便利に使い続けられてきているといえるでしょう。
ただし、上記のようなさまざまな効果効能があるオロナインですが、黒ずみケアや色素沈着に対する効果、美白効果などは入っていないことがわかります。
オロナインの効果効能には陰部の黒ずみを解消する効果は含まれていないのです。
つまり、オロナインには美白効果はありません。
オロナインの配合成分
では、効果効能には明記されていないものの、配合成分には黒ずみの原因であるメラニンに対処することができる成分が入っているかどうかを見てみましょう。
オロナイン全成分
- クロルヘキシジングルコン酸塩液
- ラウロマクロゴール
- ポリソルベート80
- 硫酸Al/K
- マクロゴール
- グリセリン
- オリブ油
- ステアリルアルコール
- サラシミツロウ
- ワセリン
- 自己乳化型ステアリン酸グリセリル
- 香料
- 精製水
配合している成分を見ても、メラニンに対処して黒ずみケアができるような成分は一切ないのがわかります。
陰部の黒ずみに対する効果はどうか?
では、陰部の黒ずみに対しての効果はどうでしょうか。
陰部の黒ずみを解消するためには美白効果が欠かせない
陰部の黒ずみ、つまりメラニン色素に効果的に働きかけるために必要な成分といえば、美白成分が最も重要だといえるでしょう。
オロナインに美白効果のある成分が入っていればある程度陰部の黒ずみに対して効果があるといえるのですが、残念ながら肌を美白したり、メラニンの生成を抑制するような成分は一切配合されていません。
つまり、オロナインで陰部の黒ずみを解消することはできないといえるでしょう。
オロナインはあくまでも外傷治療薬・皮膚疾患治療薬
オロナインはこのように、外傷や皮膚疾患には効果があるものの、陰部の黒ずみをきれいにするために用いたとしても全く効果がないといえます。
むしろ殺菌成分や炎症抑制成分などが配合されているため、黒ずみ部分に塗ると刺激になってしまい、さらなる黒ずみを作りだしかねないともいえるでしょう。
陰部の黒ずみには黒ずみクリームが最も効果的
オロナインは広い効果や使いやすくなじみ深い軟膏ではありますが、陰部の黒ずみを解消する効果は期待できません。
では、陰部の黒ずみをケアして、本来のキレイな肌に戻したいと考えたとき、どのようなスキンケアツールを使うのが最も効果的なのでしょうか。
黒ずみクリームは効果抜群
そこでおススメしたいのが、黒ずみをケアするために開発され、さまざまな黒ずみに対して高い効果を発揮することができる、黒ずみクリームを使用することです。
黒ずみクリームは、メラニンにアプローチして肌を白くする美白成分が非常に豊富に、そして何種類も配合されているものがほとんどです。
それに加えて、肌のターンオーバーを促し、メラニンを含み黒ずんだ肌細胞を早期に排出し、新しい肌細胞をどんどん作りだすよう促す成分も配合されています。
メラニンの生成を抑えながら、新しい肌をどんどん作りだすことで、陰部の黒ずみが早く解決の方向へと向かっていくのです。
まとめ
体の部位の中でも、陰部という非常にデリケートで大切な部分をケアするためには、やはり黒ずみケアを専用に開発されている黒ずみクリームが最適です。
黒ずみクリームなら、高い効果を得ることができるだけでなく、安全性も確立されているものが多く、低刺激で無添加処方など、肌に配慮されているものが多いからです。
陰部の黒ずみに悩んでいたら、ぜひ黒ずみクリームでケアするようにしてください。
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