小鼻に赤みがある事を悩んでいる人は多いです。
小鼻に赤みが出ていると、実年齢よりも老けた印象を与えてしまいますし、生活感が出てしまうので嫌ですよね。
また、ケア方法を間違ってしまうと余計に悪化して逆効果になる事もあります。
しかし、正しいケアを行う事で驚くほど改善するのです!
ここでは、小鼻の赤みの原因になっている物を説明していきます。
目次
小鼻の赤みの原因は何?
小鼻の赤みの原因は様々です。
一つだけの事もありますが、原因が重複している場合も十分に考えられるでしょう。
以下にあげる項目に思いあたる節がないかどうかを確認してみましょう。
原因にあった適切な処置が大切です。
いちご毛穴
毛穴が見た目からしてしっかり開いてしまっていて、なおかつイチゴの種のようにポツポツ毛穴になっている人です。
重症化すると毛穴がクレーターの様に大きくなって赤みが出てしまいます。
このイチゴ毛穴の原因は肥大した角栓です。
本来毛穴に細菌が入るのを防ぐ役割の角栓ですが、不適切な毛穴ケアを行う事により過剰に大きくなってしまい毛穴を押し開いてしまう事があります。
ニキビ、ニキビ跡
長期に渡ってなかなかニキビが治らなかったりした場合、赤みが残りやすくなってしまいます。
また、小鼻の吹き出物は白ニキビ、赤ニキビ、黒ニキビなど、症状に応じて色の変化もあるため、赤みの帯びたニキビは炎症を引き起こしているニキビです。
へたに弄ると余計に炎症がエスカレートして赤みは慢性化してしまうでしょう。
特に鼻は皮脂分泌が多く、ニキビ自体も治りにくいため注意が必要です。
皮脂の酸化
皮脂は空気に触れる事で酸化します。
切ったりんごを置いたままにすると、切り口は赤みが出ます。これが酸化です。
小鼻の皮脂も酸化すると赤みを帯びる事も珍しくないでしょう。
また、酸化とともに赤みだけでなく皮脂の腐った臭いまでしてくることもあります。
そして、さらに時間が経過すれば、黒ずんでくるでしょう。
小鼻の皮脂酸化はあらゆるトラブルを招きます。
紫外線によるダメージ
顔の中でも高い位置にある鼻は日焼けのダメージを受けやすいです。
日焼けをした人が、鼻の皮が剥けていることがありますね。
これは、顔の中で鼻が一番高い位置にあるため、さっそく小鼻が日焼けしてしまったのでしょう。
また、鼻が高い人ほど紫外線の影響を受けやすいため、Tゾーンの紫外線対策には念を入れる必要があります。
紫外線については「放置すると悪化する紫外線による黒ずみ!ケアは黒ずみクリームで!」でもくわしく説明しています。
日焼け止めを塗っていても皮脂分泌の多い部分なだけに取れてしまいやすいので、日々のダメージが蓄積して赤みが出てしまう事もあります。
Tゾーンだけでも、日焼け止めの塗り直しは必須という事になりますね。
ちなみに、紫外線吸収剤配合の日焼け止めは小鼻周りにも刺激を与えることがあるため、小鼻が赤みを帯びている時はそれよりも弱い成分の紫外線散乱剤配合の日焼け止めの方が安心です。
メイクの詰まり
赤みを気にしている人は、下地やコントロールカラーでなんとか赤みを目立たなくしようとつい化粧品を重ねがちです。
コンシーラーは固形なので、ファンデーションよりも油分が集中的にその部位にだけ浸透していきやすいものです。
重ねたら重ねた分だけ落としにくくなってしまうので毛穴に汚れが残ってしまいがちになります。
最近はウオータープルーフのコンシーラーもファンデーション同様に販売されているため、余計に毛穴に残りやすくなります。
これらが赤みの元となってしまうのです。
もし、コンシーラーを使うならば、油分が少ないオイルフリータイプなどがおすすめです。
また、小鼻の形状はファンデーションなどが溜まりやすいため、余計に小鼻に刺激を与えてしまいます。
ファンデーションもオイルフリーや無添加などの成分が配合されたミネラルファンデーションを使用すると良いですね。
不衛生なメイクツールを使用している
最近はメイクニーズに応えるためか、化粧品会社から販売されるメイク品やメイクツールの数は豊富です。
より濃いメイクを追求しようと、アイメイク、リップメイクの他にも、ノーズシャドウやハイライト、シェーディングまでトータルで施すひとも少なくありません。
これらを雑菌だらけの不衛生なブラシやスポンジなどのツールでメイクしてしまえば、小鼻に雑菌や顔ダニなどが増えてニキビができやすくなり、あげく黒ずみにまでなっていしまいます。
ブラシやスポンジは中性洗剤で丁寧に洗い、陰干しして清潔を保つことです。
長期のステロイド使用
アトピー性皮膚炎などに用いられる、ステロイド薬は、長期間服用すると赤みなどを発症することがあります。
アトピー性皮膚炎の症状が落ちついたら、担当医師にその旨を伝えて、副作用の少ない薬品に切り替えるなどしてもらいましょう。
アレルギーによる皮膚炎
この他にも鼻炎、ハウスダストや花粉などのアレルギー、皮膚疾患などの場合も考えられます。
スギ花粉のシーズンなどではあっという間にティッシュボックス一箱のティッシュペーパーを使い果たしてしまうことも珍しくなく、鼻をかむたびに小鼻周りの皮膚が刺激されて、バリア機能も乱れます。
そして赤みが慢性的に発症して、ひどい時では黒ずみになってしまうのです。
鼻炎や花粉症に悩まされる女性は、いくら美人でも花粉症の時期は“100年もの恋も冷める”なんて言われるほど、小鼻周りが真っ赤になる事もあるでしょう。
最近は水分が含まれた保湿ティッシュが販売されているため、アレルギーシーズンだけでも、こうした優しい肌触りのティッシュを使用してあげると良いですね。
正しい毛穴ケアはどうしたら良いのか?
基本的に赤みは炎症の場合が多いので、剥がすタイプの毛穴パック、ピーリングやスクラブ剤などはの刺激が強いものは逆効果になってしまう事が多くあります。
ピーリングについては「脇の黒ずみやくすみをとるには?ピーリングの効果」でもくわしく説明しています。
赤み小鼻の毛穴ケアは次の三点を基本にしましょう。
汚れを無理にとらない
基本的に弱っている皮膚に対して刺激の強いケアはNGです。
よく、小鼻付近の角栓除去をするために、毛穴パックをする人も少なくないですが、毛穴パックをすると皮膚に刺激を与え、赤く炎症を起こしやすくなるでしょう。
パックをするならば、肌に極力刺激を与えない洗い流すタイプのパックにするなどして皮膚を守る方法でケアを行いましょう。
温める
皮膚を守るケアに繋がりますが、蒸しタオルなどで温めて肌と毛穴を柔らかくすると毛穴が開いてケアがしやすくなります。
この時、蒸しタオルの温度が高温だと皮膚が乾燥しやすく刺激を与えてしまうため、適温にしてから蒸しタオルを乗せるようにしましょう。
栄養成分を与える
肌の栄養が足りていないと、肌が危機感を持ってしまい、肌を守るために防御反応で皮脂を過剰分泌してしまいます。
また、メラニン生成を穏やかに抑えるビタミンCをはじめ、皮膚の再生を促すビタミンB群などを積極的に摂取しましょう。
ジャンクフードなどは栄養どころか皮脂分泌を過剰にしてしまいます。
皮脂の過剰分泌はオイリー肌の原因にもなるので気をつけましょう。
セラミド、コラーゲン、ヒアルロン酸などの栄養成分を積極的に摂取するのがオススメです。
これらの他にも赤ら顔対策の化粧水を使ったり、化粧を思い切って薄くしたり、紫外線対策をしっかりするなど、肌を労わることを基本にケアを行ってみて下さい。
刺激の強いケアは逆効果です。
まとめ
小鼻の赤みは皮膚が炎症やダメージを受けていることで起きてしまうのでなるべく肌を労わるケアで対策していきましょう。
ですが、鼻は顔の中心部で知らず知らずのうちに触ってしまうものです。
また、アレルギー性鼻炎などの疾患を抱えていれば、嫌でも鼻をかむ回数はふえます。
予防したくともできない事だってあるのです。
致し方なく小鼻の赤みが黒ずんでしまう前に、毛穴ケアで優しくケアしてあげましょう。
小鼻ケアにはベストな優しい成分で、保湿もしっかり維持し、ターンオーバーの乱れも整えてくれるでしょう。
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