小鼻の周りの白い角栓って何?原因と効果的なセルフケアの方法は?

いちご鼻の基礎知識

洗顔後、小鼻の周りに白いウニュウニュしたものが出てくる事がよくあります。

この白いものの正体は「角栓」ですが、気になるし、見た目もあまり良いものではありませんね。

毛穴の汚れですので放っておくと酸化して黒ずみになる事もあるので注意しましょう。

小鼻の角栓とは何か?

そもそも角栓とは何なのかと言うと、皮脂と古い角質が混ざり合ったものです。

混ざり合ったもの、と言いましたがその殆どが角質と皮で出来ています。

肌が通常の状態だった場合、毛穴が汚れていたとしても「スキンケアや洗顔」「肌のターンオーバー」などを繰り返していくうちに基本的には自然に剥がれ落ちていくものです。

しかし、何らかの原因でこれらがうまくいかなくなってしまった場合、古い角質が肌にも残ってしまい、他の汚れと混ざって角栓になってしまいます

小鼻以外にも角栓は大発生!

角栓ができる部位は小鼻だけではないのです。

確かに角栓って、小鼻にできるイメージが強いですよね。

ですが、小鼻以外にも、角栓はあらゆる部位に存在します。

その多くが皮脂腺の集中する部位となるでしょう。

小鼻と同じ顔のパーツならば、顎やひたいにもできる人がいます。

さらには、小鼻よりも何十倍の面積もの広さである背中や胸にもできてしまう角栓は実に厄介ですよね。

こうした視界になりやすい部位にも角栓ができるのですから、まさに日常のお手入れは手が抜けないという事になるでしょう。

角栓の成分はタンパク質!

角栓の成分の殆どがタンパク質なので、今流行りの水だけで洗う水洗顔では、とうてい除去する事ができません。

タンパク質汚れはとても分解しにくく、落ちにくいものなのです。

ですから、酵素洗顔などタンパク質を分解するようなお手入れ効果が期待できるものを選ぶのがベストでしょう。

小鼻の角栓による悪影響とは

角栓があっても、「そのうちなくなるだろう」という安易な考えから、そのまま放置してしまう人もいるのではないでしょうか。

ですが、角栓は、今までと変わらない生活習慣や、間違ったお手入れのままでは改善されません

角栓を引き続き放置してしまえば、以下のように周囲の人に不快感を与えてしまうこともあるのです。

小鼻から悪臭が漂う

なんだか小鼻あたりからプーンと変な臭いがするときは、角栓の仕業かもしれません。

角栓が酸化して、毛穴から臭いが発生してしまっているのでしょう。

こうした角栓の異臭を、“加齢臭のような臭い”だとか、“時間の経過した天ぷらのような臭い”などと例える人もいます。

自分では自分の臭いに慣れてしまっているために気づいておらず、周りだけが不快に思ってしまう事も少なくありません。

不潔っぼく見られる

角栓自体があまり美しいものではないため、毛穴から角栓がチョロっと頭を出しているだけでも周りから噂されてしまうかもしれませんね。

「あの人、顔を洗っていないのかな?」「女性なのに脂性なの?」などと角栓があるだけで勝手に詮索されてしまうことも…

さらに、その角栓がいちご鼻に変化してしまったあかつきには、第一印象の悪さに後悔してしまう事もあるでしょう。

化粧崩れが激しい!

角栓は、温度が高くなると、ラード状に溶けて出してきます。

特に体の中心には皮脂腺が集中しているため、Tゾーンなどは特に角栓の溶けたものが分泌されるでしょう。

そうなれば当然ファンデーションがドロドロになり、まるでムンクの叫びのように、ひどいメイク崩れが生じる事になりますね。

ここまで崩れたメイクを直す事は、メイクのプロでもない限り、なかなか難しいことなのです。

だからと言って、あぶらとり紙で頻繁に脂を抑えていると、余計に皮脂分泌を活性化させてしまいます。

そうなれば、角栓がよりできやすくなるという負のサイクルに突入してしまう事に…

小鼻の角栓ができる原因は?

毛穴の開き

一番多いのは、白い角栓を取りたいと気にするあまり洗顔やスキンケアを過剰に行ってしまい、その結果水分が不足し、ターンオーバーが早くなってしまう事です。

ターンオーバーが早くなると毛穴の開きが目立ち、また毛穴が開いてしまうと汚れが溜まりやすくなってしまうので毛穴が詰まった状態になってしまいます。

ターンオーバーが早い肌は古い角質も剥がれにくくなってしまいますので、これらが皮脂と混ざってしまい角栓を作ってしまうのです。

皮脂の過剰分泌

小鼻に角栓ができる原因の一つとして過剰な皮脂分泌があります。

角栓の成分として最も多いのが皮脂、次いで古くなった角質です。

皮脂分泌があまりにも多いと毛穴の中に古い角質とまじりあった皮脂が溜まり、毛穴をふさいでしまうのです。

肌の乾燥

肌が乾燥していると肌の柔軟性が弱くなり、毛穴の柔軟性や伸縮性がなくなります。

柔軟性や伸縮性に欠ける毛穴は汚れや老廃物を排出することができなくなり、必要ないものが溜まる一方になります。

角栓ができやすい小鼻の皮膚はまさに顔のパーツの中でも乾燥しやすい場所、乾燥してしまうことで毛穴が硬化し、老廃物の排出が滞るのです。

また、肌が乾燥している事によって、さらに余計な皮脂が過剰分泌されることになり、なおさら角栓を作りだす材料になってしまうのです。

ファンデーションや洗顔料などの残留

毛穴に詰まることが多い皮脂以外にも、毛穴をふさいで角栓を作りだす原因はあります。

メイクで使用するファンデーションを、日焼け止めや洗顔料がきれいに洗い落とすことができず肌や毛穴に残ってしまい、皮脂や角質と混ざり合って小鼻の角栓を作りだします。

小鼻の角栓が招く毛穴トラブル

小鼻の角栓は前述のように色々な原因によって作りだされてしまいます。

そしてその角栓を放っておくと、さまざまな毛穴トラブルや肌トラブルを招いてしまうことになるのです。

たかが毛穴に詰まった老廃物や皮脂だと考え放置していると、のちに深刻な肌トラブルに悩まされる可能性があります。

毛穴に詰まった角栓の中にはさまざまな雑菌が繁殖している

毛穴に詰まった角栓は皮脂や角質のみでできているわけではありません。

角栓の中にはニキビの原因菌だったり、その他にもさまざまな雑菌が存在しているのです。

そういった菌が角栓をエネルギー源としていろいろな肌トラブルを招きます。

ニキビ

まず角栓が直接的に招く肌トラブルとして最も多いのがニキビです。

皮脂が大好物のニキビ菌が毛穴の中で大繁殖して炎症を起こし、膿を持ったニキビを作りだしてしまいます。

毛穴の黒ずみ

角栓の表面が紫外線にあたったり外気と接触することによって黒く酸化することによって毛穴の黒ずみになります。

表面が酸化しているため黒く見えていた角栓も、放っておくと角栓を取り除いても黒い毛穴になってしまっていることも多くなります。

これは、角栓の中の脂質が酸化し、毛穴の皮膚に刺激を与える事によってできる活性酸素が原因です。

肌は活性酸素から毛穴の肌を守るためメラニン色素を作りだすという防御反応を示すのです。

これによってたとえ表面が酸化して黒くなった角栓をきれいに取り除いても、黒ずんだ毛穴が残ってしまうというメカニズムになります。

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小鼻の角栓の対策方法は?

洗顔やお風呂に入ったりすると、ふやけて目立つ事がある白い角栓ですが、無理やりとったり、爪で擦ったりする事は避けてください

基本的には、角栓も毛穴の開きも肌の衰えや不健康状態から来るものなのでその傷ついた肌にピーリングや毛穴パックなどの肌に刺激の強い方法を行うと悪化してしまう事があります。

白い角栓の除去は、優しい洗顔としっかりとした保湿で行いましょう

ここで言う“優しい”とは、ゴシゴシと摩擦をかけぬようにという意味です。

できればフェイスブラシなどの使用は控えるべきですね。

特別なスキンケアよりもまずは肌を健康にすることを目標にします。

蒸しタオルやお風呂の湯船の蒸気などで肌を温めると自然に毛穴を開かせる事が出来、汚れが浮き上がります。

その状態でたっぷりの泡でそっと洗い、しっかりと洗い流しましょう。

仕上げに冷水で何回かすすげば肌が引き締まるのでベストですね。

しっかり保湿をしないと再び余分な皮脂が出てきてしまうので、すぐにしっかりと保湿を行います

ちなみに、角栓を気にしてしまう人は乳液やクリームなどを使用しない事があります。

これでは、せっかく化粧水で補った水分も蒸発して乾燥するため、必ず蓋の役割をする適量の乳液は使用しましょう

角栓除去は必要以上にやるべきではない!

あのニュルっとした角栓をピンセットなどで抜いた時の快感がくせになっている人もいますね。

人間の心理には、こうした異物を除去する事に満足感、快感を覚える事が多いのです。

それを証拠に、貼って剥がす毛穴パックが今でもロングセラーとなりユーザーが絶えません。

ですが、肌知識の少ない私達がこうした角栓除去を頻繁に行うと、余計に肌荒れを引き起こしてしまう可能性が高いのです。

また除去とつくお手入れには必ずと言ってよいほど、民間療法的なあら治療のようなものがクローズアップされます。

そのよい例が、オロナインパックワセリンパックといわれるものでしょう。

ツイッターやブログなどで拡散されて、皆が「試したい」という心理に陥りやすくなりますよね。

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小鼻の角栓ケアは毛穴ケアアイテムが最も効果的!

では、このような小鼻の角栓に対してはどのような対処法が有効になるのでしょうか。

角栓の原因となる毛穴を引き締め、角栓ができにくい鼻にするための方法をご紹介します。

保湿、引き締め、美白ができる毛穴ケアアイテムがおススメ

まずは、角栓ができる場所である毛穴の柔軟性やハリを取り戻し、角栓になりにくい引き締まった鼻の肌を作りだすことが大切だといえます。

そのためには肌のターンオーバーを正常化し、肌の硬化を改善していかなければなりません。

毛穴ケアアイテムの保湿力が効果的

毛穴ケアアイテムは非常に高い保湿力がある成分を贅沢に配合しています。

鼻の肌に不足している潤いを補い、角栓の原因となる余計な皮脂の過剰分泌を抑えましょう。

さらに毛穴を引き締めるためには肌代謝が必要です。

古い肌の角質を排除し、真新しいキレイな新しい肌細胞を作りだすことができれば、肌のハリや弾力もアップし毛穴を引き締めることもできるようになります。

毛穴ケアアイテムで肌のターンオーバーを促進

毛穴ケアアイテムには肌の状態を良好にし、肌代謝を高める効果があります。

ターンオーバーを整え、どんどん新しい肌に生まれ変わることによって、肌の弾力や柔軟性を改善、キュッと引き締まった毛穴になります。

そして美白も重要なスキンケアになります。

毛穴に詰まった角栓の表面だけでなく、毛穴自体のメラニンも排出することで本当にキレイな毛穴を目指すことができるのです。

毛穴ケアアイテムは美白が得意なスキンケアアイテム

毛穴の美白において非常に有効なのが、毛穴ケアアイテムに配合されている美白効果のある成分です。

毛穴ケアアイテムはそもそもメラニン色素に対して非常に高い効果を発揮します。

黒ずんでしまった毛穴の肌のメラニン色素を薄くして目立たない毛穴を作りだします。

まとめ

小鼻の角栓があることで、見た目の悪さからもついついケアに力が入りがちですね。

角栓については、ネット上に様々な民間療法的なケアが掲載されていて、ついついやってみたくなるものなのです。

ですが、いつもの洗顔とスキンケアをしっかり行う事、また除去する事から肌を健康に保つことに視点を切り替えるだけで、嫌な白い角栓を除去することができます

さらには、角栓を含むあらゆる毛穴トラブルを解決してくれる毛穴ケアを早めに使用する事が大切といえるでしょう。

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