正座や横座り、あぐらなど、イスなどを用いずに床に直接座る座るときに床と接するくるぶしは、角質が硬化するタコになりやすい部分です。
くるぶしにタコができてしまい、見た目が悪く悩んでいる人も非常に多くいます。
しかし、くるぶしのタコは放っておいても良くなるという事はないので、大部分の人は治すことをあきらめて隠すことに専念しているのではないでしょうか。
実はこのタコ、黒ずみクリームできれいに治すことができるということをご存じでしょうか。
目次
くるぶしにタコができる原因とメカニズム
くるぶしにタコができてしまう原因はただ一つ、肌が摩擦されることによるものです。
日本人は特に正座をする機会あぐらの態勢をとる機会、そして床に直接座るという機会が多いお国柄のため、くるぶしの摩擦は非常に多くなっています。
あぐらについては「くるぶしの黒ずみはあぐらが原因?よくあぐらをかく人は要注意!」でもくわしく説明しています。
くるぶしが摩擦されることにより角質は徐々に厚く、そして固くなっていきます。
これがくるぶしにできるタコで、そこの部分だけ固くなったり、黒ずんで非常に見た目の印象が悪くなってしまいます。
特にくるぶしは骨の構造上、骨が出っ張っているため、正座をすると、直に摩擦が生じる部位なのです。
日本人は正座に慣れてしまっている事が多いため、長時間正座していても違和感を抱くこともなく、足の痺れを感じる人も少ないのです。
それにより、長時間の正座も平気になり、くるぶしにタコができている人は決して少なくありません。
くるぶしにタコができるとなぜ困る?
では、なぜくるぶしにタコができると好ましくないのでしょうか。
それは、見た目の問題をはじめ、ファッションや姿勢などにも大きく影響してしまうからです。
可愛らしいサンダルが履けなくなる
くるぶしのタコがある事で一番のデメリットになる事は、何と言っても、「見た目が悪い」という事でしょう。
可愛らしいサンダルやヒールが履けないと嘆いている女性も少なくありません。
ストッキングが伝線しやすくなる
くるぶしのタコを触ると、ガサガサして、つっかかる感触があります。
その状態で、ストッキングを履けば、くるぶし付近から伝線しやすくなり、通勤途中で恥ずかしい思いをする事になるでしょう。
知らないうちに出血している事も…
くるぶしのタコは違和感があるので、知らず知らずのうちに、自分でいじったり、引っかけたりして傷をつけてしまう事もあるでしょう。
酷いケースでは「くるぶしから血が滲んでいた」なんて言う事もあるため、それをかばう事で、姿勢が悪くなるケースもあるのです。
痛々しい状態に進行してしまわないためにも、早めのタコケアが必要です。
特に女性はくるぶしのタコ悩みを生じやすい
一般的に見て、男性よりも女性の方が、くるぶしにタコができやすいと言えます。
その理由は次のようなものです。
男性よりも正座の機会が多い
昔から、「女性はおしとやかに…」と立ち居振る舞いを気にされて育てられている女性が多いものです。
日本のしきたりが、女性=正座というイメージをつけています。
男性よりも女性のマナーが重視される傾向にあるため、女性の方が畳や床に正座する機会が多く、くるぶしのタコができやすいと言えます。
ストラップ付きの靴を履く
男性の靴よりも、女性が履く靴の方がオシャレで、種類が多いのも現状です。
くるぶしに直接当たるストラップ付きのサンダルやミュールを好む女性は、間違いなく、くるぶしを常に刺激してしまう事になります。
また、年中、くるぶしを出すようなサンダルやミュール、ハイヒールは、外出時に紫外線の影響を受けやすいため、革靴や、スニーカーを好む男性よりも、くるぶしのタコだけでなく、黒ずみまでも発生させてしまうでしょう。
冷え性の人が多い
女性の方が、圧倒的に冷え性体質の人が多いです。
冷えは足先などの末端から来る事が殆どで、夏場でも常に足が冷たいという女性は少なくありません。
足が冷たいという事は、血流が足りていないという事になり、くるぶし付近の皮膚にも皮膚を再生するべく栄養や酸素が行き渡らず、ターンオーバーも乱れる事になるのです。
くるぶしのタコを作らせないための対策とは
くるぶしのタコを作らせないためには、以下のような行動や生活習慣を意識しましょう。
正座を頻繁にしない
正座は日本人特有の座り方ですから、全く正座をしないという事はあり得ないでしょう。
和室の多い日本の住宅では、正座が基本です。
正座をするにしても、誰もいない所では、なるべく足を崩す姿勢で座り、クッションなどで直接くるぶしに当たらないように、位置をずらしながら座りましょう。
サポーターや絆創膏を活用
どうしても、くるぶしに刺激が当たる生活をしてしまう人は、サポーターや絆創膏を使用して、くるぶしを一時的にガードしましょう。
サポーターや絆創膏を目立たせたくないのであれば、その上からソックスやタイツなどを履いて隠していましょう。
マメに保湿をする
角質が蓄積する事でタコや黒ずみがエスカレートします。常に保湿をして皮膚を柔軟に保つ事が大切でしょう。
保湿スプレーをマメにするとか、尿素入りのクリームなどで保湿ケアをしておく事が大切です。
特に冬場にコタツに足を入れる事が多い人は、乾燥が酷くなりやすいため、保湿ケアは必須となります。
良質な睡眠をとる
いっけん、「くるぶしのタコと睡眠の因果関係はあるの?」と疑問に思うでしょう。
ですが、睡眠中に肌の生まれ変わりであるターンオーバーが成されるため、しっかりと睡眠をとることで、くるぶしに古い角質が溜まることを防げます。
靴選びを吟味する
靴は自分の足にマッチした選び方をしましょう。
同じサイズでもメーカーによってキツさや大きさに違いがあるものです。
シューフィッターという靴専門のアドバイザーが常駐している靴屋に行くと、くるぶしのタコをはじめ、様々な足のトラブルに対応した靴選びをアドバイスしてもらえるので、こうした専門的な靴選びをしてみましょう。
くるぶしにできたタコには黒ずみクリームが効果的
このように、くるぶしのタコの原因は摩擦による肌負担ですが、このくるぶしの原因を解決するのにとっておきなのが黒ずみクリームの強力な効果です。
タコの主な原因となる肌の摩擦によるダメージ、角質硬化、黒ずみを解消するのを得意分野としている黒ずみクリームは、まさにくるぶしのタコ対策のとっておきのツールとして利用することができます。
保湿して角質を柔軟化
くるぶしのタコの部分は、長年受け続けてきた摩擦によって固まってしまっています。
潤いも不足していてくすんだ印象になってしまいます。
そこで、黒ずみクリームの保湿力が効果を発揮します。黒ずみクリームには強力な保湿効果のある成分が豊富に含まれています。
保湿を徹底することによって角質が柔軟になり、肌内部に潤いを浸透させることができます。
肌の内側から潤うようになれば、非常に固かったタコの部分が柔らかくなり、タコをきれいに治す次のステップへと進む事ができるのです。
ターンオーバーを正常化、バリア機能を回復
徹底保湿が行われると、くるぶしのタコの部分のターンオーバーする力、つまり新陳代謝の機能が回復していきます。
再生力のある肌に生まれ変わる事によって、今まで失われてきたバリア機能が回復、刺激や摩擦からも強い肌になります。
ターンオーバーが促進されることによって、古い角質が剥がれ落ちやすくなり、また色素沈着した古い肌細胞が新しい肌細胞と入れ替わることにより、黒ずみもスッキリと改善してくるでしょう。
タコとは無縁の健康な肌環境を取り戻す
黒ずみクリームの効果によってタコを改善した後も、タコができにくい刺激や摩擦に強い肌を保つことができるというメリットもあります。
健康な肌は摩擦などを受けてもすぐに回復する力があり、また刺激をものともしないバリア機能を備えることもできます。
いつでもしっとりと潤ったキレイなくるぶしでいる事ができるということです。
まとめ
足元のオシャレを制限されるのは、悲しい事ですよね。
このように、くるぶしのタコにおススメなのが、黒ずみクリームの効果です。
黒ずみクリームを賢く利用して、くるぶしのタコにサヨナラしましょう。
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