お尻の黒ずみはニベアで本当に解消できる?その効果を検証!

お尻の黒ずみ解消方法

お尻の黒ずみ悩みは、酷くなってから気づく事が多いものです。

黒ずみがあれば、女子会と称した温泉旅行に行くことも、海やプールで可愛らしい水着を着用する事もできなくなるでしょう。

そんな時は、どうしたら良いのでしょうか。

部位が部位だけに、自分流のお手入れがなかなかしにくいというデメリットもありますし、エステなどで施術してもらうには、「ちょっと恥ずかしい…」という気持ちで踏み切れない人も少なくないものです。

そんな時、ネットで“お尻の黒ずみ対策”と検索すると…ニベアが高級美容クリームとほぼ同じ成分を配合しているとして非常に多くのスキンケアに用いられるようになってきている事がわかります。

まさに、万能クリームとはニベアの事を言うのでしょう。

メディアや雑誌などでニベアを利用した効果的な肌ケアが紹介され、Twitterやブログなどでもニベアを使ったスキンケアが大変多く掲載されるようになっています。

では、このように多くのスキンケアの効果があるとされるニベアは、お尻の黒ずみに対しても一定の効果を発揮することができるのでしょうか

あまりにもニベアの万能な噂がひとり歩きしていて、本来しなくなればならないケアの根元が見えなくなってはいないでしょうか。

お尻の特徴を考えながら、黒ずみとニベアの関係についても検証してみましょう。

お尻って実はトラブルだらけの厄介な部位!

お尻は自分の目で確認しづらい場所なだけに、異変が起きていることに気づきにくいものです。

ですが、お尻は他の部位と皮膚の質が違うために、お手入れもニベアだけの成分では対応しにくいでしょう。

では、なぜお尻の黒ずみを含むトラブルにニベアが不向きなのかを見ていきましょう。

硬くて角質が溜まりやすい

いっけん、柔らかそうに見えるお尻も実は角質が厚く硬くなりやすい部位です。

触ってみるとわかるように、ゴツゴツしていることがわかると思います。

なぜならば、常に座ったり摩擦を受けたりしてターンオーバーが乱れやすい部位なので、肌の生まれ変わりがスムーズにいかず、角質がどんどん蓄積されやすくなります。

硬い角質を柔らかくするためには、まずは保湿です。

ニベアの保湿効果は期待されますが、硬いお尻には潤い成分がナノ化したものや、低分子化されたクリームがふさわしいので、ニベアの保湿力では浸透性も含め、硬いお尻を柔らかくする事は困難でしょう。

ニキビができやすい

お尻は、下着のムレなどにより、ニキビができやすい箇所です。

ニキビの他にも垢や脂が内側にたまる良性の“粉瘤”や、毛穴奥の細菌が原因で生じる“おでき”などができやすくなるでしょう。

こうした肌の疾患が跡になって黒ずむことが多いのです。

紫外線に当たることの少ないお尻なのに、ニキビ跡がシミ化してしまうのは、摩擦によるメラニン活性が背景にあります。

また、お尻は背中や肩などと比較すると皮脂腺の少ない部位で、ニキビとは無縁かと思われます。

それでもお尻にニキビができてしまう原因は、角質が硬くなり毛穴を塞ぎ、アクネ菌が増加しやすい環境になってしまうことです。

さらに、他の部位よりも洗浄があまくなり、清潔にしにくいという最大のデメリットも関係しています。

こうして雑菌にさらされやすいお尻には、低刺激を意識した黒ずみケアが最適です。

ちなみに、ニベアは肌が弱い人用として処方されたクリームではないため、ニキビやおできができやすい弱くなった肌には最適とはいえないでしょう。

一方、黒ずみケアクリームの中には抗炎症作用のある成分が配合されているタイプもあるので、お尻にニキビができやすい人はニベアよりも安心して使用できます

保湿クリームとして優秀

ニベアは保湿力が非常に高く、保湿力としてはかなり効果があるクリームになります

その高い保湿力を支えているのが、ニベアに配合されている有効成分といえます。

またニベアにはたくさんの美容成分や有効成分が配合されていて、さまざまな角度から肌に働きかけるという側面もあります。

しかし、お尻の黒ずみに直接的に対処できる成分は配合されておらず、黒ずみ解消は期待できません

ニベアがどうして黒ずみに対処できないのか、それはニベアが得意とするスキンケアが黒ずみ解消ではないからです。

ニベアに含まれる有効成分

ニベアには多くの配合成分がありますが、その中でもスキンケアに特に効果を発揮する有効成分としては以下の4つの成分が大きな役割を果たすといえます。

  1. ワセリン
  2. グリセリン
  3. スクワラン
  4. ホホバ油

この4つの成分は、特に肌をしっかりと保湿し肌乾燥を予防するだけでなく肌のバリア機能を高めるという働きに優れています。

ここまで見ると、ニベアは保湿の宝庫とも言えるでしょう。

ですが、これら4つの有効成分には残念ながら黒ずみに対処する美白力やメラニン抑制の効果はありません。

ニベアには高い保湿力はあるものの、黒ずみをきれいにするという効果はないということがわかります。

また、上記でも解説したように、硬くて潤いの浸透しにくいお尻には物足りなささえ感じてしまうでしょう。

お尻の黒ずみにはニベアより黒ずみクリーム

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お尻が黒ずんでいて気になるという時には、さまざまな方面で話題となり、まるでパーフェクトスキンケアができるようにもてはやされるようになっているニベアでは対処できません。

やはり、お尻の黒ずみには、黒ずみ専用の黒ずみクリームを利用するのが最も正しいスキンケア方法なのです。

お尻の黒ずみは、摩擦や蒸れなどの様々な理由から、知らず知らずのうちに悪化していきます。

なかなか自分で確認できる部位ではないため、パートナーや友人の指摘で初めてお尻の黒ずみに気づく人も少なくないのです。

ニベアで対処できないメラニンにアプローチ

ニベアでは肌内部のメラニンに働きかける事は出来ません。

しかし、黒ずみクリームはメラニンに働きかけ、メラニン生成を抑制したり、今あるメラニンを美白したりすることを得意としています

ニベアではまったくできないメラニン対処が、黒ずみクリームなら簡単にできるのです。

保湿力もニベアと遜色ない

さらに肌保湿という点においても、保湿力に大変優れているニベアと比較してもあまり大差がないといえます。

お尻の角質は厚くなりやすいため、その厚い層にしっかり保湿成分が浸透できるクリームであればなお良いでしょう。

お尻の黒ずみは乾燥という原因もありますから、黒ずみクリームは乾燥対策もしっかりとできる成分も配合されています。

黒ずみケアクリームには、ヒアルロン酸やコラーゲンを主体とした保湿成分がしっかりと配合されているのです。

お尻の肌がざらつき、乾燥が気になる時などにも利用することができます。

ニベアよりもベタつきは少ない

お尻はすぐに下着を纏うわけですから、馴染むまで時間がかかるようなケアは避けたいものです。

お風呂やトイレ以外は必ず下着をすぐ纏いますよね。

ですが、ニベアは油分も多く含まれているため、下着についたり、ベタベタ感が不快と感じたりする事もあります。

ニベアを使ったことのある人ならば、ロングセラーで出ている青缶のクリームは少々ベタつきがある事をご存知でしょう。

しかも、お尻という部位は面積が広範囲で伸びが良くないと、一日中不快感があって気持ちよく過ごせません。

そうしたニベアのテクスチャーと比較すれば、黒ずみケアクリームは美白成分配合で、お尻の黒ずみにも効能を発揮し、さらりとのびて快適に継続できるでしょう。

まとめ

このように、ニベアでは乾燥は防げても、お尻の黒ずみに対して効果を発揮することはできません

ここでニベアに不足している最大の成分はメラニンの働きを抑制する美白成分です。

一方、黒ずみクリームなら、乾燥を予防しながらお尻の黒ずみの原因である肌内部のメラニンにしっかりとアプローチすることができます。

また、テクスチャーもお尻に最適なのがニベアよりも黒ずみケアクリームなのです。

お尻肌の事を考えれば、圧倒的にニベアよりも黒ずみクリームを選択すべきだということは明らかなのです。

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